野辺山宇宙電波観測所見学

朝突然、野辺山の宇宙観測所見学を思い立ち日帰りのドライブに出かけることとした。
9時30分出発、東富士道路・中央高速・長坂ICと快調にドライブをして途中、「八ヶ岳高原大橋」を見学する。路面から谷の最深部までの高さが110mあるそうだ。
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帰りに、国道141号から見上げるとこんな感じである。
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目的地に到着
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手前が10mの干渉計のアンテナで中央の上を向いているのが45mの電波望遠鏡である。世界で初めてブラックホールの存在を説明したそうだ。
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干渉計の移動について看板があった。すごい精度!!
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45m電波望遠鏡、迫力があります。全体で700トンあり20分で水平に1回転する。天体追尾精度は0.001度すごい!!
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リモートディスクトップ導入

機材改造の第2弾です。ベランダから観望・撮影を行っているが、撮影用のノートPCでは画面が1024×768と狭くストレスを感じていたことと、夏の蚊・冬の寒さ対策として撮影をリモートディスクトップにより部屋の中から制御しようと考えた。
使ってみるとそんなにストレスもなく使えることが分かった。狭いディスクトップから1920×1200の広いディスクトップになりBackyardEOSとPHP2とステラナビゲータが使え便利と思ったが、ステラナビゲータの図が表示されない。ウインドウのメニューやリボン等は表示されるが肝心の図が表示されません。
stlnav
どうもWindowsXPに問題があるようです。試にWindows7でステラナビゲータを起動しリモートディスクトップで表示すると図も表示されるではないか。
撮影用のPCをXPから7に変えるかなと考え費用を調べると15000円程度必要。リモートディスクトップのサーバになれるのはProfessional以上であることで少し高くなる。
思案し、以前から気になっていたフリーのナビゲーションソフトで”Cartes du Ciel”(SkyChart)を導入することを考え早速実施した。バージョンは3.11-svn-3003です。
星もようさんが日本語化されているので(PHP2も日本語化されています、感謝しています。)それも導入。リモートディスクトップ上にすべてが表示され使用できることを確認した。
ASCOM経由でSXP-Star BOOK TENを制御できることも確認できた。操作も簡単で導入したい星をクリックし旋回ボタンを押下することでキュイーンと動き図も移動する。ただ、プロポーショナルに移動できる矢印ボタンがないのが不便そうです。Scychart

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撮影用PC改造

天気が良くならず、観望・撮影ができませんので機材整備を行いました。第一弾は撮影用のPC改造です。
撮影用に中古で昨年4月に購入したdynabook satellite J72を改造することにした。当時Core2Duoで送料込10,800円はとても安く即ポチりました。
cpu-z-1
改造のきっかけはハードディスクが危なくなったことです。(ディスク情報ツール)
diskinfo
まだ大丈夫と思うが、先日メインのPCが立ち上がらなくなり、調べるとハードディスクであることが判明し交換した経緯がある。幸いデータディスクでバックアップも有ったのでハードディスクの購入費だけで実害はなかった。今回はシステムディスク兼データディスクで再インストール用のCDが付属していなかったのでシステムバックアップも兼ねて交換することにする。加えてメモリも増設する。

メモリの増設

メモリも1Gしかなく不足気味だったことからメモリも増設し2G×2にする。Windowsの制約から3GByteしか使用できないが、メモリアクセスについてはシングルからデュアルにバンド幅が倍になり期待できる
写真は左がこれまで使用してきたメモリで右が増設したメモリ

1GByte 4GByte
memory_1g memory

cpu-z-2

ハードディスクの交換

ハードディスクは現在120GからSSDの128Gに交換することにした。撮影専用で現在もこの容量に不足を感じないことから容量は変更せず、高速化と振動衝撃に強そうなSSDに変更する。左がこれまで使用してきたHDDで右が変更するSDDです。
sdd

STEP-1

ハードディスク丸ごとコピーツールを使用してSSDにコピーを行う。ツールはEaseUS Disk Copy Home Edition Freeを使用した。
このコピーツールはCDに焼き、そのCDからPCを起動するスタイルです。よって、CDのポートとコピー対象の2台のディスクポートの合計3個のSATAポートが必要となるため、ノートPCではできなく最近使用していなかったPCを引っ張り出し写真のように接続した。ハードディスクの上に3.5インチのハードディスクがあるのは、おもりとして使用している。以前おもりなしでやった時はエラーが出たことがあるためである。(高速にヘッドが移動するときその反動で本体が動くと正常に移動できないのでは?)
drv_copy
Disk Copyを選択
disk_copy_1
ソースディスク(コピー元)を選択
disk_copy_2
ディスティネーションディスク(コピー先)を選択
disk_copy_3
コピー元とコピー先を間違わないよう選択状態を確認し実行する
disk_copy_4
1時間弱で終了する

STEP-2

ディスク容量が若干多くなった分を使用できるようにパティションサイズを変更する。ツールは、Partition Master Freeを使用した。
作業スナップを取り忘れたので画像なし。

STEP-3

ボリュームのエラーチェック、Windowsのチェックツールで実施
再起動後に実施し、かなり時間がかかった

STEP-4

ディスクのクリーンナップ、Windowsのツールで実施
disk_clean

STEP-5

ボリュームの最適化、Windowsのデフラグツールで実施
deflag

その他

ハードディスクの変更とは関係がないがレジストリーを整理する。ツールは、Wise Registry Cleanerを使用した。
wisecleaner

結果

ディスクの状態は正常(当然か)作業後にキャプチャーをしていなく、改めて取得したので電源投入回数が多くなっている
diskinfo_ssd
ディスクベンチマークの結果、SATAの通信速度が変わったのとSSDの威力でかなり高速になりました。電源オンからログイン画面が出るまでの時間は、従来の32秒から18秒になり、Backyard EOSやStellaNavigatorなどがストレスなく起動するようになった。加えて、FireCaptureで収録するときのフレームレートが安定した。
diskmark

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9月9日の月

雲が多くsuper moonをあきらめていましたが、雲が切れてきたので1か月ぶりに望遠鏡をベランダに引っ張り出しました。
快晴に近い状態になったので、色々と実験をしながら観望しました。(fl=6038で観望)
μ-210にレデューサをつけてもAPS-Cサイズからはみ出していますので2回に分け撮影をしつなげるつもりでしたが、半分取り終えたころから雲に覆われ結局全体をとれませんでした。
moon
μ-210+レデューサフラットナー FL=1961 F=9.3
ISO:400 1/250×78 (21:41:52-22:03:32)
カメラ:EOSKissX4改
フィルタ:なし
StellImage7

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気ままに写真館