SP赤道儀の改造=INDI+OnStep(17)

電池ボックスが完成した。
色々候補を探したが、コントローラボックスと同じケースを2コ使う事にした。

過放電が気になったので電圧・電流計(アマゾンで1400円)を付ける。端子台が電池ボックスと干渉するので取外し直接配線する。温度センサーも付いているので電池の温度を計測しようと思ったが、接続のコネクタが電池ケースと干渉したのでやめた。直接配線すれば出来るがそこまでしなくてもいいかな

電源スイッチは特に設けていないが、接続ケーブルは全てプッシュプルロック式で簡単に抜き差しができるため電池ボックス間のケーブルの抜き差しで行うことにした。
これで、モノづくりは終わりかな


赤経用モータ固定ボルトが鉄ネジであるが、これはボール盤で工作対象を固定するのに使っていたジグボルトが丁度良かったので使っているが、この手のボルトは使っていくうちに直ぐ錆びるのでステンレス製のボルトに変更しよう

後は、赤道儀へ取り付け、評価の段階に入る。
赤道儀への取り付けは、赤緯部分に全て取り付けることで配線の引っかかりを避けたいが、バッテリーも含めかなり小さくなったが、いまいちいい案が浮かばない。
今考えているのが、バランスウェイトを取り付けるポールは赤緯部分と一緒に回転するのでバランスウェイトを兼ねてそのポールに取り付けることにする。

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SP赤道儀の改造=INDI+OnStep(16)

先日見つけた、モータ用のケースだがケーブルがぶつかる対策として、モータをL金具の端に移動することで何とかケーブルが入る様になるので穴あけ加工のやり直しである。
加えて、赤道儀への取り付けようの金具の板厚を厚くしたく、卓上ボール盤でミーリング加工を始めてやった。

10㎜のエンドミルを使って板厚10mmの素材を7mmまで薄くし、3㎜のエンドミルでカットした。(2㎜のエンドミルでカット中に折ってしまった)
出来上がりがこれである。

X-Yステージの水平が出ていなかったので厚みが両端で0.3mm違っており、削り面も歯の直径毎に凸凹がわずかにある。しかし、実用には問題ないのでこのまま使う。
XYステージの水平は、ボール盤の底面とXYステージの面が水準器で同じになるように調整したが、50㎜で0.3㎜の誤差があった。マイクロメータを購入するかな。
ケースに入れるとこのようになる。赤緯・赤経共に同じものが使えるがケースは一部干渉する部分があるので切り取る部分が変わる。(まだ赤緯用しか出来ていない)


ケースを金具に止めるねじ穴をL金具の板厚5㎜の部分にM3のタップを立てた。

タップの位置がモーター取り付けと干渉したため、短いねじが必要となったがないので取り敢えずナットを間に入れて確認。
アクリルをエンドミルを使って加工すると、溶け安くまた欠けやすい、溶けると予期しない事態が発生したりするので、難しいと感じた。

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