1月9日の木星

新年に入って何度か木星を撮影したが、どれも余りにも酷いので残さなかった。今回も酷いがとりあえず残すことにする。RegiStax6がカラーモードになり出力ファイルにFIT(16bit)RGB separateしか選択できずFIT(B/W)が指定できなくなった。設定を弄った(Autodetect Colure/BWを変化させたりStack処理をやらせColourチェックを外す程度しかない)ができなかった。以前も発生し色々弄りできなかった記憶があり、何かのタイミングでできるようになった。今回はFITではファイルが3個も出てきて鬱陶しいのでpngで保存することにしWinJUPOSに読み込ませた。
2015-01-09-1637_7-R-RGB
j20150109
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×16ショット(15:55~17:40UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

キャプチャーソフトにFireCapture_v2.3を使用しているがautoguide機能があることに気が付き設定し使用してみた。長焦点距離で撮影しているので極軸を合わせたつもりでもPeriodic Errorも含めずれていくので手動で補正していたがその操作が全く不要となり使いやすくなった。
赤道儀はSXP+StarBookTenのためASCOM経由でコントロールでき、これまでもPHDでAutoguideしていたので簡単に設定できた。
設定のHardware-TelescopeでUse Telescope interfaceにチェックを入れASCOMを選択する(ASCOMがインストールされIPアドレスなども設定されている必要がある)。
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設定のHardware-Autoguidingを設定する。PHDのように自動で制御方向をキャリブレーションできないのでSwap directionで設定する(今回は両方ともチェックすることで合わせた)
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上記の設定を行いOptionsのAutoguideにチェックを入れることでその時の移っている星の中央が’+’で表示されでその位置にガイドされる。さらに、カメラの画像の右上に手動で動かすボタンも出るのでリモートディスクトップで別のPCから操作ができるので、ベランダで寒い思いをしなくても部屋の中で撮影ができてとても便利である。しかしフィルターホイールが手動のためできないので、電動フィルターホイールをポチってしまった。これで完全に部屋で撮影ができる環境が整う。
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12月26日の木星

このところ季節風が荒れているので木星撮影は期待ができないのでタイムラプスの試をしていたが、天候も落ち着いているようなのと、SXP赤道儀とStarBook10を結ぶケーブルの接触不良を直した確認で久しぶりに木星を撮ってみた。
ケーブルの断線について原因を探ろうと断線していると思われるコネクタを削って中を確認。
IMG_3819
断線箇所の特定には至らなかったが、構造的に良くないことが分かった。コネクタ内部の配線後にシースともにモールドされている。一見良さそうに見えるがシースと心線が共にモールドで固定されているので、ケーブルを曲げると中の心線は引っ張られそれを吸収する部分がないことから心線が断線したと思われる。コネクタを交換して問題のないことを確認できた。(コネクタ内部の配線はあまり綺麗ではないので非公開、構造的には問題ないと思う)
IMG_4359
撮影は1時ごろから開始し2時頃に雲がかかってきたので1時間くらいで撮影終了になった。
しかし、眠い絵しか撮れなかった。2.5xパワーメイトの位置を変えて本来の倍率になってからは良い絵が拝めていない、いつになることやら。
2014-12-26-1620_7-R-RGB
20141226
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×7ショット(16:16~16:56UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

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ベースマウント作成その2

望遠鏡がベランダに常設になって更に配線も固定でしたくなった。これまでベランダの出入り口にケーブルを都度引き回し、隙間風にさらしていたのを解消することができた。
IMG_3114
屋内からの配線は、AC100とLANケーブルでエアコンの配線ダクトを通すことにした。屋外の配線は紫外線による劣化を防止するためコルゲートチューブに通すことにした。このコルゲートチューブにAC100とLANケーブルを通すのがちょっと大変だった。
タカチの防水・開閉式プラボックスに赤道儀用とカメラ用のACアダプタ・赤道儀とPCを繋ぐLANハブ・ACコンセント(スイッチ付)の収納・カメラと接続するUSBケーブルを中継させる接続ボックスを作成した。
PCに接続するケーブルはプラボックスの扉に巻き付けて収納できるようにした。これで、撮影用のノートPCを持ってきてLANケーブル・USBケーブルを接続し電源をコンセントにさせばすぐに使えるようになった。
IMG_3116
ケーブルを綺麗に固縛しようとしたがACアダプター付属電線では短いことが分かり、今後延長をやらなければいけないが、とりあえず当初の目的が達成できた。

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10月25日の木星(望遠鏡をベランダに常設)

休日前に晴れてくれたので、3時起きで木星を撮影した。シーイングもそこそこで透明度も良かった。5時過ぎからはシーイングが悪くなってきた。
撮影は大気色分散補正ができていないのでL画像は使用せずRGB合成としたが、相変わらずカラーバランスが整っていない。
2014-10-24-2000_4-RGB
ディスクの容量を増やしたので、長時間撮影できた、そこで木星の自転が見れるようアニメJIFにしてみた。(12/27GIF画像再作)
20141025μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×40fps×15セット(3:34~5:07)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
RegiStax6+WinJUPOS+Giam
木星の撮影風景
IMG_2795
透湿防水バイクカバーを購入し望遠鏡をベランダに常設した。使用したカバーは以下です。
IMG_2812
取り付けた状態、この状態で常設。
IMG_2807

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撮影用PC改造2

最近撮影用PCを改造しましたが、追加の改造を行った。
先日木星の撮影を行っていた時に、DISK FULLのエラーが発生し撮影を強制終了したのでDISK容量を増大しました。
今日、東京出張で秋葉原の近くに行ったのでSDDを購入しました。
IMG_2787
ADATAはイメージとして使いたくなかったのですが、前回安いので使用し特に問題なかったので今回もADATAにした。交換して1月しかたっていないのに!バックアップがまた増えた。
コピー時間は、さすがにSDD同士であるためか20分で終了した。その後パーティションサイズを広げ終了。
OSが起動する時間が前回の18秒から15秒に短縮した。しかし、DISKベンチマークを実施したが大きな差異はないと思われる。ショップには500MByte/s以上出るとあるが、使用PCが古くリンク速度が3Gbit/sと半分しか出ないためと思われる。(計算値で300MByte/sしか出ない)
diskmark2
空き容量は90Gから448Gへ5倍に増え、1時間30分の収録時間が7時間30分となった。
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気ままに写真館