テレスコ工作工房さんのTK-ALZM2微動雲台の修理が上がってきた。取り付けの3/8→1/4変換アダプターを乱暴に締めたため壊してしまったのである(変換アダプターの上部が無くなっている)。しかし、無償で修理をしていただき加えてイモネジをプランジャーネジに交換していただき感謝感激です。
今日はStar Adventurerの極軸合わせの前段階としてレチクルの校正を私の理解した方法で行う。
- 子午線インジケータ環固定ネジを緩める
- TK-ALZM2を水平にする
- 日付目盛環の10月31日を日付目盛環の0時に合わせる(31日の月と30日の月が全く同様に目盛が刻まれている、いい加減だな!ビクセンの目盛は31日の部分は広く目盛が刻まれている)
- 垂直の構造物を見つけレチクルの垂直線を合わせる。今回垂直が見つからなくTK-ALZM2で垂直に上下させ垂直近い構造物に対するズレを考慮し合わせる。(TK-ALZM2の精度を信頼する)
- この状態で、子午線インジケータ環を子午線目盛の0に合わせる
- ステップ3からステップ5を繰り返す
- 合ったところで子午線インジケータ環固定ネジを締める、これでレチクルの校正は完了で以下観測値に合わせて子午線補正値を設定し日時・時刻を合わせれば良い
- 三島に補正するには、139度であるからローカルタイム(JST)の基準子午線と観測値の差4度を補正する。
- 日付目盛環と時刻目盛環を合わせ、レチクルの6時に北極星を合わせれば極軸合わせ終了
Star Adventrer購入に合わせて三脚もK-ASTECさんから購入した。カメラ用三脚では不安が合ったからだ。全体像が以下だが三脚の高さが60cm程度しかないため極軸望遠鏡を覗くのが大変です。アングルファイダーを付ける予定でアダプターをしばたさんに発注した
バランスウェイトが必要かな?ホイールギヤに負担を掛けるよな、でもスカイメモS用は7月の予約を今やっているので入手にかなりの時間が掛かるな。インチネジではなくM8のネジ穴か....
追記
夜20時に極軸を合わせ、21時までにレチクルの6時にピッタリと北極星がついて回るのを確認した。明日晴れれば暗い場所に行きカメラを繋げて撮影をしてみよう。