Star Adventurer(スカイメモS)購入

CP+2015でスカイメモSを見て欲しくなり、ケンコートキナーのページをウォッチしていたが中々発表されなかった。しびれを切らし個人輸入することにした。在庫のある店(ADORAMA)を探し、微動台座&アリガタプレートとセット品を購入した。価格は$339+送料$61.3+税金¥1900と送料がなければ格安である。日本で買うと¥35130+10510(KYOEI)であり円安のこの時期では高くなる。
4月9日に発注したすぐ後に4月21日発売とKYOEIでコマーシャルしていることが分かり(メーカホームページではまだ発表はない)悔やんだ。しかし、4月9日に発注し4月16日に受領でき、日本では予約者で在庫がなくなり、今日現在入荷待ちの状態である事を考えると正解であった。
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作動確認を行うことにした。
電源は、USB或いは単3電池4本(ニッケル水素も可能)となっており、取りあえずUSBで供給した。
ロータリSWを星に合わせると薄らと電源が入ったことを告げるランプが点灯した。矢印ボタンを押しても、12Xに切り替えても、手で触れば微妙な動きもわかると思い触ったが動いている気配がない。不良品かと思い焦ったが耳を近づけるとモーター音が聞こえる。矢印ボタンを押すと音が変わるので動いていそうだと分かり1時間ほど作動させると回転していることが目でも確認でき安心した。

次に微動台座であるが、自由に粗動でき、つまみを使えば微動もできる。ロックが付いているので固定もできる。特に問題なし。

次に明視野装置にボタン電池を入れスイッチを回すがLEDが光らない。電池の+極とケースの接触不良とわかる。ケースの塗装が厚く真ん中の金属露出部分が凹んでいるので紙やすりで回りの塗装を剥ぐとLEDが光るようになった。
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これで、何とか機材は作動することが分かり一安心。
次は、極軸合わせである。これまで北極星が見えないベランダでしか赤道儀を使っていなかったため極軸望遠鏡で合わせたことがなく苦労した。原理が分からなくネットで勉強したり物を触ったり、マニュアルを読んだりと時間がかかり、英語が不得意な私的には、スカイメモSの取説がダウンロードできないか期待したが公開されなかった。
以下のことが分かったことで今日やっと解決した。

  1. 子午線インジケータ輪も固定ねじを緩めると独自に動かせる(受領時に固定ねじが緩んでいてレチクルとこのインジケータがずれていた)ことでレチクルの位置校正を行える原理が分かった
  2. 日付目盛輪がRA軸と別々に動かすことができるとこと(日付目盛輪とRA軸は結構強く繋がって別々に動くとは気が付かなかった)
  3. ローカルタイムを利用することでローカルタイムの基準の子午線との差分のみ補正すればよいこと

次の問題はレチクルをどのようにして合わせるかである。マニュアルでは図の様なパターンに合わせるように回転しなさいとあるが目で見て合わせることは困難であると思う。レチクルの水平線を遠くの水平の構造物に合わせるか、垂直線を遠くの垂直の構造物に合わせるしかないと思う。
取りあえず合わせて、晴れた日に確認してみよう。

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