1月10日の木星

昨日に引き続き今日も撮影を行った。22時から仮眠をし0時40分に起床、寝る前にFireCaptureで木星を捉えAutoguideでトラッキングさせて置いたのがチャンと捉えていました。おかげで直ぐに撮影開始できました。
しかし、今回はトラブル続きでAutogaideを良いことにインターネットによそ見しているとカメラからの映像がなくなっている?FireCaptureは動いている?取りあえずFireCaptureを再起動で正常に戻る。次は木星の南中後しばらくすると赤道儀がトラッキングを止めてしまい木星が高速で画面からいなくなってしまった。調べると赤道儀の設定で子午線越えの強制追尾停止が工場出荷値の3度に変化していた(原因思い当たらず)。25度(機材干渉が起こらず我が家から見える限界角度)に設定し直し木星を手動で導入(自動導入すると鏡筒ポジションが変わるため)し再開した。
透明度は昨日と同じ、シーイングは撮影開始時は若干良く徐々に悪くなった。
2015-01-10-1624_7-R-RGB
j20150110
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×12ショット(16:02~17:28UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

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1月9日の木星

新年に入って何度か木星を撮影したが、どれも余りにも酷いので残さなかった。今回も酷いがとりあえず残すことにする。RegiStax6がカラーモードになり出力ファイルにFIT(16bit)RGB separateしか選択できずFIT(B/W)が指定できなくなった。設定を弄った(Autodetect Colure/BWを変化させたりStack処理をやらせColourチェックを外す程度しかない)ができなかった。以前も発生し色々弄りできなかった記憶があり、何かのタイミングでできるようになった。今回はFITではファイルが3個も出てきて鬱陶しいのでpngで保存することにしWinJUPOSに読み込ませた。
2015-01-09-1637_7-R-RGB
j20150109
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×16ショット(15:55~17:40UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

キャプチャーソフトにFireCapture_v2.3を使用しているがautoguide機能があることに気が付き設定し使用してみた。長焦点距離で撮影しているので極軸を合わせたつもりでもPeriodic Errorも含めずれていくので手動で補正していたがその操作が全く不要となり使いやすくなった。
赤道儀はSXP+StarBookTenのためASCOM経由でコントロールでき、これまでもPHDでAutoguideしていたので簡単に設定できた。
設定のHardware-TelescopeでUse Telescope interfaceにチェックを入れASCOMを選択する(ASCOMがインストールされIPアドレスなども設定されている必要がある)。
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設定のHardware-Autoguidingを設定する。PHDのように自動で制御方向をキャリブレーションできないのでSwap directionで設定する(今回は両方ともチェックすることで合わせた)
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上記の設定を行いOptionsのAutoguideにチェックを入れることでその時の移っている星の中央が’+’で表示されでその位置にガイドされる。さらに、カメラの画像の右上に手動で動かすボタンも出るのでリモートディスクトップで別のPCから操作ができるので、ベランダで寒い思いをしなくても部屋の中で撮影ができてとても便利である。しかしフィルターホイールが手動のためできないので、電動フィルターホイールをポチってしまった。これで完全に部屋で撮影ができる環境が整う。
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