1月10日~11日の遠征

3日連続の遠征です。遠征先はすべて戸田峠で40分ほどで行けます。
昨日のM45のゴースト発生を受けフィルターレスのKiss2で撮影を行います。
セッティングをしていると、第1の問題が発生。マウスが動かないことが分かり電池も持ち合わせていなくステラナビゲートを使うのをあきらめることにした。
しかし、焦点を合わせるときにBackyardEOSの画面拡大が操作しずらく、少し焦って何とか合わせる。
第2の問題が発生、PHD2でキャリブレーションを行うが星が動かない。昨日は動いていたのに、またキャリブレーション問題に悩まなければいけないのかと、イライラした。
設定を確認するが昨日と変わるところがない、AdvancedVXの設定も特に問題なさそうと結構時間が立ちイライラも激しくなった時、ふと見るとオートガイドポートにコネクタがしっかり刺さっていないことに気付く。
ちゃんと刺しキャリブレーションを行うがなんか変?PHD2のキャリブレーションをリセットし再度キャリブレーションすると、やっと正常に終了した。
AdvancedVXのハンドセットでM45を導入し試験撮影を行う。その時間にマウスの電池を抜き差しするとマウスを認識し以後問題なく使えるようになった。
第3の問題発生、撮影開始後4時間ほどたった時でした。BackyardEOSがカメラをDisconnectしてしまった?それと同時にピーと警告音らしき音が聞こえる。見るとDC-ACが警告を出し電源断と電源接を繰り返しているではないか。昨日と同様の不具合が発生したのである。DC-ACをしばらく断にして接続しても復旧せず、撤収となった。
温度が下がったことで不具合が発生したのか?しかし氷点下に下がったわけでもなくあまり考えられず、原因が分からず、帰宅して電源を入れてみると正常に立ち上がる。バーティノフマスクが結露していたことから、この付近が原因か?
ますます、電源の見直しが必要です。
第4の問題発生、撮影データを見るとどうもピントが合ってないようです。マウスが動かなく拡大操作がうまくできずイライラしていたことから、ちゃんと合っていなかったようです。
今日は、散々な日でした。しかし、M45にゴーストは発生しないことが確認でき、CMOSセンサーに付着したダスト処理で、静電気のせいで全く取れなく、ダストリダクション処理ができる新改造のKiss4を導入したが、今後フルサイズを導入するときもフィルターレス改造が良いかなと思う。
m45
【撮影データ】
主  鏡:BLANCA115EDT+0.6xレデューサー
ガイド鏡:60mmF4+ASI120MM+PHD Guideing2
赤道儀 :Advanced VX
カメラ :EOS KissX2(フィルターレス)、iso1600、露出5分X20枚

また、PHD2の安定度について、DECの処理で符号が変わる動作をさせると軽いハンチングを起こすのでアンチバックラッシュを40から35に変更、ハンチングを起こさないと思われるが、ちょっと暴れ気味になることがあるのでもう少し小さいほうがいいかもしれない。

Posted under AdvancedVX,ガイドエラー,散光星雲

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