SP赤道儀の改造(10)

電池について、購入した4本の電池の容量を計測した。
負荷に抵抗を使うことにした(定電流負荷ではない)ので電流と電圧を測りたい。そこで電流計測用の抵抗を探していると、ストロベリーリナックスで以下のモジュールを発見。

絶縁型と非絶縁型があり、少し高くなるが絶縁型を購入し使用した。
計測風景である。負荷に使ったセメント抵抗が発熱するので、長時間計測を考慮し扇風機で風を当てることとした。

放電電流は、0.2C相当の約1A(1.1A-0.8A)で実施。
なお、電池には2.5V以下で使うと電池が壊れる旨の表示があり、また2.75Vから電極の崩壊が始まると言っている人もいるので今回の計測ではMOS-FETを使って2.8Vで放電回路を切る様にした。
No-1とNo-2の電池計測で電圧をMOS-FETの後の電圧を計測しており、FETのon抵抗による電圧降下を含めて計測していたため計測終了電圧が高くなっている(グラフはon抵抗を補正している)。

4本にバラツキがあるが、終止電圧2.8Vで4本とも5200mAhの確認ができた。カタログ通り!!
グラフから、5000mAh以上は電池電圧が急激に下がり始めることが分かり、おまけ領域的である。
終止電圧3Vで5000mAh(15Wh)で計画しよう。

これまでの検討で消費電流50mAで10時間としていたが、100時間の間違えであることに気が付き電池1本でも良さそうである。
そもそも消費電流50mAは本当か?モータに1個当たり200mA流しているのに???もう一度消費電流を計測しよう

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