国立天文台見学第2弾(三鷹)

国立天文台見学の第2弾として本拠地の三鷹に行ってきた。珍しくnaviの言うことをきいて東名川崎で降り稲城市をかすめて調布経由三鷹に到着した。54台入る駐車場には数台しか止まっていなくすぐに入れた。
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受付を済ませ、第一赤道儀室を見学、ドームの中には20cm屈折望遠鏡が太陽に向けられ太陽の黒点を見せてもらった。銘板にはCARL ZEISSも文字がある。説明員は、今は黒点の活動が活発なため肉眼でも見れますとのこと太陽メガネを借り肉眼でもしっかり見ることができた。
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アインシュタインの相対性理論を検証するための太陽塔望遠鏡(建物すべてが望遠鏡)を見たのち大赤道義室へ、1998年に観測を終了した日本最大の屈折望遠鏡を見学した。口径65cm F15あまりにも巨大なので写真に全体を撮ることができなかった。写真は手前が38cm/F28の眼視用、奥が65cm/F15の撮影用、とファインダー(10cm程度?)
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この長い焦点距離でアンドロメダ星雲の全体像を撮った写真があったが、当時は大きな写真甲板に直接写しこむので長焦点距離が必要であると分かった。ここにもCARL ZEISSの文字が、この時代はそんなに有名ではなかったが軍事同盟によるものと説明があった。観測終了の理由は三鷹の都市化により光害が酷くなったためとドーム設備の老朽化とのこと。ドームの屋根は木造で当時の大工に技術がなく船大工が建設したそうだ。
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最後に自動光電子午環へ、理屈がよくわからないがドームの建設が造船所でありビックリ!木造ドームを船大工が作った(もしかすると同じ造船所建設?)ことも含め天文と造船の関係が深い!!
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