BLANCAで良かったシングルアリミゾ+TK-ALZM2で再現試験を実施する。前回のデータからエラーが大きくなり、μ-210の状態に近くなりました。
良かった時から今回までに何をやったか、
- ロックネジに油を注す
- 高度軸のロックに六角穴付きボルトで締めていたのをクランプレバーに変更
高度軸のロックを戻そう。
BLANCAで良かったシングルアリミゾ+TK-ALZM2で再現試験を実施する。前回のデータからエラーが大きくなり、μ-210の状態に近くなりました。
良かった時から今回までに何をやったか、
高度軸のロックを戻そう。
昨日は晴れていたので、再度データを取得した。条件を振ると言うより再現性をみる(手詰まり状態)。
唯一変えたのは、前回、μ-210のアリミゾ・アリガタの締め付けが緩かったので、締め付けを強くした。
結果は、散々な状態でした。グラフから言えることは、赤経方向のガイドエラーがシングルアリミゾ程度になったことであり、μ-210の締め付けを強くしたことなのか?
もう一度、BLANCAで再現性を確認してみよう。
ガイド鏡のバランスを取り、シングルアリミゾ+TK-ALZM2の組み合わせでデータを取得した。5月8日(再々)と5月9日(再3)の両日で実施するが、8日は途中で雲が出てきて中止のため時間が短くなっている。
結果は期待はずれの状態である。もともとガイド鏡のバランスだけではと思ってはいたもののがっかりした。
ガイドエラー方向についてはガイド鏡のバランスにより方向が変化しているのだろうか、赤緯方向だけであれば考えられるが、赤経方向は別の要因がありそうだ。
ガイド鏡単体でバランスを取りセッテイングし、ガイドエラーを取得した。
非常に良い結果が出た。前回のダブルロックアリミゾのデータを付加したグラフを保存しなかったので重ね書きできていないが同等のエラーに収まった。途中データが抜けている部分は雲がかかってノーガイド状態でエラーが大きく出たため削除している
ガイド鏡のバランスをとったから良くなったと思いたいが・・・
今度はTK-ALZM2を付けガイド鏡のバランスをとって確認しよう。
時間があればガイド鏡のバランスを崩してデータをとってみようかな
μ-210でダブルロックアリミゾによるガイドエラーデータを取得した。絶対値で半分、エラー方位を見ると赤経方向がなくなったように見える。
締め付けネジ部に潤滑剤を塗ったことによる締付けトルクが上がったのか?これまでのバラツキは締め付け方によるのか?
ガイドエラーについて整理すると
今回赤緯方向にエラーが残ったのは各望遠鏡が取付面上で相対的に回転していることになる。
各望遠鏡でバランスを取ることが大事なのではないだろうか、これまでは赤道儀のために全体でバランスを取っていた。各望遠鏡でバランスが取れていれば、ずれても平行に移動するだけではないだろうか(?)。
今回の結論
オートガイドのため各望遠鏡でバランスを取り、更に赤道儀のために全体でバランスを取ればいい