最近撮影用PCを改造しましたが、追加の改造を行った。
先日木星の撮影を行っていた時に、DISK FULLのエラーが発生し撮影を強制終了したのでDISK容量を増大しました。
今日、東京出張で秋葉原の近くに行ったのでSDDを購入しました。
ADATAはイメージとして使いたくなかったのですが、前回安いので使用し特に問題なかったので今回もADATAにした。交換して1月しかたっていないのに!バックアップがまた増えた。
コピー時間は、さすがにSDD同士であるためか20分で終了した。その後パーティションサイズを広げ終了。
OSが起動する時間が前回の18秒から15秒に短縮した。しかし、DISKベンチマークを実施したが大きな差異はないと思われる。ショップには500MByte/s以上出るとあるが、使用PCが古くリンク速度が3Gbit/sと半分しか出ないためと思われる。(計算値で300MByte/sしか出ない)
空き容量は90Gから448Gへ5倍に増え、1時間30分の収録時間が7時間30分となった。
10月19日の木星
Posted On 2014年10月19日 | Add Comment |大赤班が見れそうなので昨日に引き続き朝4時前に起き撮影を開始する。
今日は、シーイングが悪くブヨンブヨンな木星でした。加えて雲が出てきて最悪な結果となりそうでしたが、空が青くなった頃に雲が切れたので撮影を再開した。
シーイングが良くなり2分2回戦(L・R・G・B)撮影しSDDの容量がなくなり終了した。フレームレートが上がったことによるものだが交換したばっかりなのに容量アップを考えないといけないかな。
大赤班を写すこともでき昨日より良くなったが、まだカラーバランスが調整できていないのと、細かいところが見えていない。
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
L:2分×66fps(05:33:31)
RGB:それぞれ2分×66fps(R:05:26:27,G:05:28:41,B:05:31:00)
カメラ:ASI120MM(12bit)
RegiStax6+WinJUPOS+StellImage7
ベランダマウント作成(その2)
Posted On 2014年10月18日 | Add Comment |ようやく天候もよくなり極軸をドリフト法で調整しました。
μ-210とEOS kissX4とbackyardEOSで調整を実施、まず画面の東西南北を確認するため赤道義モータを止め星の流れる方向が西方向が分かった。この方向にbackyeardEOSのガイドラインを合わせる。
南中付近の星で極軸の東西方向を合わせ、東の方向の星で高度方向を合わせる。
各々10分程度星の動きを確認しとりあえず完了とする。
今回の機材改造第3弾の目的である「木星が見れるように」を確認のため、朝4時前に起きμ‐210で初めて木星を観望する。目論見通り木星を見ることができ高度余裕もあり当初の目的を達成できた。
今回の撮影は、気流も穏やかで透明度もそれなりにあったように思うが、カラーバランスも悪く綺麗な木星には程遠い状態であるが初めてだから良しとしよう。
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
L:2分×83fps
RGB:それぞれ2分×83fps
カメラ:ASI120MM(12bit)
RegiStax6+StellImage7
L画像で綺麗な画像がこれ
べランドマウント作成
Posted On 2014年10月6日 | Add Comment |機材改造第3弾です。ベランダで三脚を使用すると高度の高い星が上階のベランダに邪魔され見えなくなる。これまで見れなかった木星を見れるようにベランダの柵に赤道義をつけるマウントを作成した。
知り合いの鉄工所で取り付け板2枚(板厚12mmの鉄板約10kg)・L金具6枚と赤道義をつける金具1枚作成してもらう。
材料は安い鉄板を使用、色が赤いのはさび止めです。ベランダの柵のクランクに曲がっているところに取り付ける。仮止めし設計製造に問題ないか確認
問題がないことが確認でき白のペンキを塗布する。赤道義と望遠鏡を取り付けてみる。
板が2枚あるのは下の板はL金具とともにベランダに固定する板で、上の板は水平を出すための板である。水平は1本の固定ねじ・2本の押しねじと2本の引きねじで調整する。
最初はハーフピラーを取り付ける予定がなかったが、惑星撮影用のカメラをつけると取り付け板と干渉するためやむを得ず取り付けた。そのため高度70度から80度見える予定が60度から70度程度と思われるが、木星は見れそう。
まだ防水カバーが入手できていないので、ドリフト法で極軸合わせの勉強を行った。初めてドリフト法を行うので思うようには行かず、そのうち雲が出てきたので中止しようかな。もう少し粘ってみようかな、晴れ間が出るかもしれない(晴れ間を待つ間でこれを書く)
野辺山宇宙電波観測所見学
Posted On 2014年9月28日 | Add Comment |朝突然、野辺山の宇宙観測所見学を思い立ち日帰りのドライブに出かけることとした。
9時30分出発、東富士道路・中央高速・長坂ICと快調にドライブをして途中、「八ヶ岳高原大橋」を見学する。路面から谷の最深部までの高さが110mあるそうだ。
帰りに、国道141号から見上げるとこんな感じである。
目的地に到着
手前が10mの干渉計のアンテナで中央の上を向いているのが45mの電波望遠鏡である。世界で初めてブラックホールの存在を説明したそうだ。
干渉計の移動について看板があった。すごい精度!!
45m電波望遠鏡、迫力があります。全体で700トンあり20分で水平に1回転する。天体追尾精度は0.001度すごい!!