惑星カメラ作成

以下の内容で、惑星カメラに変更を加える事にする

  • 2Xビッグバローを2.5xPowerMateに変更しF値を下げる
  • 電動フィルターホイールの使用をやめASI185MC-COOLに変更
  • パワーメイトのスリーブに全荷重を掛けないようにする

F値について
ビッグバローはフランジバックを長くすると倍率が上がり、PowerMateは逆に下ることから、PowerMateを使うことで実質的に倍率が下がりF値が上がる。
ASI185MC-COOLはCOOLにする必要がないが、他の用途を考えCOOLにした。
スリーブに全荷重をかけない方法として、Borgの接続環を付けそちらに荷重を掛ける方針とした。
かなりコンパクトになりました。ADCの効きかたによってはADC以降、幾らか延長する必要があるかもしれない。また、ADCを鉛直方向に回転させるのはμ210の汎用ラックアンドピニオンに付属する回転装置でできるが、FireCaptureでAutoguideを行っているためASI185MCはADCを回転した分逆に回転する必要があり、改善の余地がある。
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構想図20パワーメイトにLフィルターを取り付ける
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パワーメイトのホルダーを分離
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μ210の汎用ラックアンドピニオン接続ユニットがM60メスに接続するM60-M57接続環・2インチホルダー・1.25インチホルダーをパワーメイトに付ける
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こちらが望遠鏡側
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こちらがカメラ側
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M60M57延長筒で延長しT2に変換し自作ADCを接続する
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ASI185MC-COOLを取り付ける
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Posted under 撮影用カメラ

4月19日の木星

カメラを変更する
バローレンズを2xビッグバローから2.5xパワーメイト。
木星に見える影はイオの影である。イオ本体も木星上に見えるはずであるが見えない。また、右の衛星はエウロパ。
2016-04-19-1239_6-L_g4_ap18μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6200 F=29.5(FireCapture指示値)
1分×33fps(12:38~12:40UTC)
カメラ:ASI185MC-Cool(12bit)Gain=280(58%)
フィルター:Baader Lフィルター
FireCapture:V2.5.04
AutoStakkert!2:V2.6.1.4
RegiStax6:V6.1.0.8

Posted under 木星

3月26日の木星

大気色分散補正を使って木星を撮ってみた。
モニターに写った画像を見るとほとんど静止していたので期待したが、シャキッとしない画像です。
大気色分散補正は色のズレが無くなり効果はあった。3時間後の画像では色ずれが出てきていたので、まめに合わせないといけないようです。
Gainが382/480と上げすぎてるのかな?Gainによる荒れ方を確認し、必要であれば拡大率を下げて、F値を上げよう。
光軸調整を勉強し、合わせる必要もあるかな?
V.2.5のFireCaptureのAutoRunは途中で止まってしまう。V.2.4に戻そうかな!
2016-03-26-1023_4-L_g4_ap21
μ-210+2xビッグバロー 合成FL=8000 F=38(FireCapture指示値)
1分×50fps(10:22~10:23UTC)
カメラ:ASI185MC-Cool(12bit)Gain=382
フィルター:Baader Lフィルター
Sx Filter wheel(StarlightXpress)
FireCapture:V2.5
AutoStakkert!2:V2.3.0.21
RegiStax6:V6.1.0.8

Posted under 木星

電源システム見直し

古い、DC-AC変換器に問題があるので、AC100Vに変換するのではなくDC-DC変換器を使用を考える。
使用する電源を整理すると以下の3種類を使用している。
・AdvancedVXが12V
・EOS Kissが7.4V
・USBハブが5V
・曇り止めヒータが12V
・ガイド鏡用曇り止めヒータがUSB TYPE-A
そこでバッテリーに分岐箱を付けシガーソケット2個取り付ける。シガーソケットを探しているときにディジタル電圧・電流計が有った(¥1,090)のでそれも付けた。
シガーソケット2個の使い道はAdvancedVXと信号電源分岐箱である。
AdvancedVXは付属のケーブルを使用し、信号電源分岐箱はカールコードで配線し望遠鏡と一緒に稼働するところに設置する。
信号電源分岐箱には以下の機能がある。
・USBハブとUSBハブ用DC-DC変換器(12V→5V)
・EOS Kiss用DC-DC変換器(12V→7.4V)
・オートガイド用のST4中継コネクタ(作動モニターを付けたいが、まだ未配線)
・曇り止めヒータ用電源(シガーソケット2個)内一個にUSBシガーチャージャーを使用する
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信号電源分岐箱には、カメラやヒータなどを付け非可動部との配線は12V、オートガイドとPCに接続するUSBケーブル3本になりスッキリした。
使用したDC-DCは電圧可変できるタイプである。低温下で長時間使えるか不明?
817oBLdteeL._SL1500_
シガーチャージャーはこれである。ちなみに、iPADをこれのAppleで充電するのとAndroidで充電するのでは充電電流が違う。Appleが1.4AでAndroidが0.9A程度であった。
512ybOTnb3L._SL1000_
12Vはカールコードにしオートガイドケーブルはカールコードの6芯ケーブルが見つからず断念する。(実は、12VのケーブルはカールコードのACケーブルを使う予定であったが太過ぎて使用できず、6芯ケーブルを12Vに使用している。この6芯ケーブルはオートガイド用に選定したがRJ12コネクタに圧着できなかったため流用している)

Posted under AdvancedVX
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