1月16日の木星

電動フィルターホイールを入手して初めての撮影となったため、南中前後ではなく9時過ぎから撮影を開始した。透明度は少し悪いがシーイングが良く、まだ高度が33度程度であったが綺麗な木星が取れた。10時頃に雲にジャマされ一時中断、11時ごろ再開する。途中から薄雲がかかり撮影終了した。
全自動で撮影ができたため、別のことをやりながら時々状況を確認する程度で撮影ができ楽になった。今回は雲に覆われた時はAutoguideできなくなり木星が画面からいなくなり雲が去っても木星を撮影できない事が発生した。あまりものぐさ度を上げても良くないな!
雲に覆われる前
2015-01-16-1226_7-R-RGB
j20150116a
後半
2015-01-16-1408_2-R-RGB
j20150116b
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×(6+10)ショット(前半12:26~12:59UTC 後半14:02~15:01UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

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USBフィルターホイール

待っていたStarlightXpress社のUSBフィルターホイールが届いたので早速試験を行う。
付属のCDからソフトをインストールする、それでフィルターホイールとUSBで接続すると正常にドライバーがインストールされフィルターホイールが回転しだす。
フィルターディスクの位置を探しているようで、しばらくするとNo1フィルターの位置で停止した。
ソフトを起動しフィルター番号を指定するとその位置に回転し停止する。
apr
フィルターを装着しフィルターディスクを挿入するとき向きはどうする?しかし適当に挿入すればよいことがすぐわかった。フィルターディスクには3個の磁石の向きでコード化され、コントロール基板についているセンサーで読み取る仕掛けのようだ。
IMG_5025
IMG_5023
次にFireCaptureとつなげたいのでASCOMドライバーをダウンロードしインストールしFireCaptureの設定を行った。
FilterWheel設定でフィルターを登録しinitialize filterwheelをクリックしStarlight Xpress FilterWheelを選択しプロパティーはホイール数を7に設定した。focuserが付いていないのでFocus Offsetは0のままとする。
filterwheel
ascom0
ascom1
次にフィルターシーケンスを設定する。今回はR・G・Bとしフィルターを変えるときに3秒の待ち時間を設定した
firters
filters
最後に自動運転の確認を行う。
繰り返し回数とシーケンスを繰り返す時に3秒の待ち時間をいれた。これがないとR→GとG→Bに先に設定した3秒の待ち時間が入るがB→Rに入らない。
autorun
autorun
press to activate AutoRunをクリックすることで開始待ちになる。キャプチャー開始で今回は5回フィルターを変えながら撮影する。
前回確認したAutoguideと併用すると完全に自動で撮影ができ、加えてリモートデスクトップを使えば部屋の中で操作監視ができる。FireCaptureは素晴らしいソフトですね。(マニュアルでフィルターを変えるとき変わらないことがある?)
今日は曇っているので今度の土日あたりで確認しよう。

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1月10日の木星

昨日に引き続き今日も撮影を行った。22時から仮眠をし0時40分に起床、寝る前にFireCaptureで木星を捉えAutoguideでトラッキングさせて置いたのがチャンと捉えていました。おかげで直ぐに撮影開始できました。
しかし、今回はトラブル続きでAutogaideを良いことにインターネットによそ見しているとカメラからの映像がなくなっている?FireCaptureは動いている?取りあえずFireCaptureを再起動で正常に戻る。次は木星の南中後しばらくすると赤道儀がトラッキングを止めてしまい木星が高速で画面からいなくなってしまった。調べると赤道儀の設定で子午線越えの強制追尾停止が工場出荷値の3度に変化していた(原因思い当たらず)。25度(機材干渉が起こらず我が家から見える限界角度)に設定し直し木星を手動で導入(自動導入すると鏡筒ポジションが変わるため)し再開した。
透明度は昨日と同じ、シーイングは撮影開始時は若干良く徐々に悪くなった。
2015-01-10-1624_7-R-RGB
j20150110
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×12ショット(16:02~17:28UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

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1月9日の木星

新年に入って何度か木星を撮影したが、どれも余りにも酷いので残さなかった。今回も酷いがとりあえず残すことにする。RegiStax6がカラーモードになり出力ファイルにFIT(16bit)RGB separateしか選択できずFIT(B/W)が指定できなくなった。設定を弄った(Autodetect Colure/BWを変化させたりStack処理をやらせColourチェックを外す程度しかない)ができなかった。以前も発生し色々弄りできなかった記憶があり、何かのタイミングでできるようになった。今回はFITではファイルが3個も出てきて鬱陶しいのでpngで保存することにしWinJUPOSに読み込ませた。
2015-01-09-1637_7-R-RGB
j20150109
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×16ショット(15:55~17:40UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

キャプチャーソフトにFireCapture_v2.3を使用しているがautoguide機能があることに気が付き設定し使用してみた。長焦点距離で撮影しているので極軸を合わせたつもりでもPeriodic Errorも含めずれていくので手動で補正していたがその操作が全く不要となり使いやすくなった。
赤道儀はSXP+StarBookTenのためASCOM経由でコントロールでき、これまでもPHDでAutoguideしていたので簡単に設定できた。
設定のHardware-TelescopeでUse Telescope interfaceにチェックを入れASCOMを選択する(ASCOMがインストールされIPアドレスなども設定されている必要がある)。
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設定のHardware-Autoguidingを設定する。PHDのように自動で制御方向をキャリブレーションできないのでSwap directionで設定する(今回は両方ともチェックすることで合わせた)
3
上記の設定を行いOptionsのAutoguideにチェックを入れることでその時の移っている星の中央が’+’で表示されでその位置にガイドされる。さらに、カメラの画像の右上に手動で動かすボタンも出るのでリモートディスクトップで別のPCから操作ができるので、ベランダで寒い思いをしなくても部屋の中で撮影ができてとても便利である。しかしフィルターホイールが手動のためできないので、電動フィルターホイールをポチってしまった。これで完全に部屋で撮影ができる環境が整う。
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12月30日の木星

今年最後になると思われたので撮影してみた。撮り始めて今日もダメだな、しかし少し早めに開始したので高度が低かったからと思い南中するころまでの3.5時間、眠気と闘いながら撮影した。その中で良さそうなものでもこれである。
2014-12-30-1546_2-R-RGB
今回の全ての撮影画像がこれである。カラーバランスを何とかせねば
j20141230
μ-210+2.5xパワーメイト 合成FL=6038 F=28.8
RGB:それぞれ2分×33fps×33ショット(14:03~17:44UTC)
カメラ:ASI120MM(12bit)
フィルター:Baader
AutoStakkert+RegiStax6+WinJUPOS+Giam

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