SP赤道儀の改造(8)

基板が届いた

部品を乗っけてみる

ありゃ!!DRV8825の幅が違う。それに5Vの三端子DC-DCの足が太く入らない。
随分とチェックしたつもりであったが・・・・
TEENSY3.2とRaspberry pi3Bの間に直列抵抗を入れないといけないのでいずれ直そうと思っていたが、電気を入れる前に作り直しとは情けない。
とりあえず組み立ててみる。

基板間もかなり余裕がある

ケースに入れてみる。


思惑通り組み立たる。

普段使っているマウスとほぼ同じ大きさ。これでINDIとOnStepが入っている。満足

電気的に確認できる所を確認しVer1.1を発注しないと、まだまだ先は長そうだな

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SP赤道儀の改造(7)

ケースを作り始め、ほぼ出来た。
後は基板ができてから微調整です。

ボール盤+X-Yステージ+エンドミルで穴を開けたが、X-Yステージの送りのダイヤルが1回転2mmで何回転させたか分からなくなり、2mm(1回転)長くなった部分を作ってしまったが愛嬌です
写真手前の穴は、Raspberry piのEtherと4個のUSB・横はHTML・後ろはST4・電源入力・赤緯モータ・赤経モータ・カメラ電源出力である。
ケースは、タカチのSW-100(65x35x100)である。かなり高密度に詰め込んでしまった。放熱が心配

電池について、IMR(リチウムマンガン電池)サイズが26650で5200mAhを4個直列で使用することにした。
まだ正確に消費電流を計測していないが、50mA程度で収まりそう、計算では10時間使用できるが電池は中国産であることから容量は信用できない。実験してみるか、ロガーを作らないといけないな

本日4個届いたが、2個が4200mAh品で返却交換手続きをとる(他にもそんな人がいるので頻繁に起こっていそうである、電池の姿が同じでただ4200mAhか5200mAhと印刷されているだけ、中身が同じではと疑いたくもなる)。
充電器は、充電容量・内部抵抗なども表示できる。4個同時に充電でき全て独立に充電電流を設定できる。しかし、26650サイズは4個挿入できないことが分かった。1個おきに2個か無理をすれば3個並ぶか?
とりあえずは2回に分けて充電するしかないか!
内部抵抗については、計測ばらつきが多くどの程度信用できるか不明。50mA程度しか流れないので、4個の内部抵抗にばらつきがあっても発熱に繫がることはことは無さそうである。

基板が届くまでの残作業は、コネクタの配線・電池ボックス作成・ステッピングモータのコネクタ取り付け方法・

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SP赤道儀の改造(6)

INDIとOnStepを接続し同時に電源を入れても接続されない問題がありましたが、やっと解決できました。
OnStep自身はST4に接続したスイッチでモーターが回り、赤経モータもトラッキングをしています。
しかし、INDIから接続を確立できません。
電源が立ち上がった後にINDIをリセットすると正常に接続するようになる?
最初に疑ったのが、ModemManagerが悪さをしていないかである。のりきゅうさんが指摘されていたので、気になっていました。
最初にRaspberry piのドキュメントにある以下のコマンドを実施

sudo systemctl disable hciuart

変わらず、のりきゅうさんと同様削除

apt remove modemmanager

変わらず、困った。
電源投入時のI/O設定時に瞬間的にRaspberry piとteensyが同時に出力となり不具合が起きているのではと考え

  1. teensyのRXを外し電源投入後接続する ---> OK
  2. teensyのTXを外し電源投入後接続する ---> NG

これで、teensyのRXピンの接続に問題があると分かる。
そこで、teensyのRXピンとRaspberry piのTXピンの間に抵抗(330Ω)を入れ電源を投入する。
問題なくINDIとOnStepが接続できた。やはり、電源投入時の同時に出力になる時間があり過大な電流が流れ不具合が出たものと思われる。

もう基板を発注している・・・
パターンを切って、間に抵抗を挿入することとする。
とりあえず作動することができた。

次は、ケースであるが、Raspberry piはコネクターが90度方向の2面にあり、ケースに基板面が当たる様に取り付けるのが不可能。
基板が来るまでにまだ時間があるのでじっくり考えよう

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SP赤道儀の改造(5)

シリアル回線が確保できたので同一ケースにINDIとOnStepを同居させるための次の実験。
電源を12Vから全ての基板に供給し発熱をみる。
12Vから5Vへの変換をDC-DCを使うことにする。DC-DCはOKI-78SR-5_1.5で入力が7-36V出力が5V-1.5Aで一寸心配である。ただし、INDI Server程度であれば行けると思われる。
カタログから、効率は90%程度、使用する電力の11%程DC-DCで熱になる。

電源を投入し、INDI(Raspberry pi3B)とASI-120MMとTEENSY3.2とDRV8825x2を作動させたがDC-DCを手で触った感じでは発熱は感じられない。
一番発熱しているのはRaspberry pi3BのCPUであるが、ほんのり程度で問題なさそう。
DRV8825は放熱器が付いているが不要

ケースに入った時の放熱を考えなければいけないが、とりあえずこれで行こう
次は基板であるが、すでに発注済み、入手は月末か。入手に時間がかかるので並行して実験をしているが、失敗しても基板が安いので作り変えればOK!

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SP赤道儀の改造(4)

SP赤道儀がOnStepで作動するようになったので、INDIにつなげてみる。
raspberry pi3にGPIO経由で接続したいので、raspberry pi3のシリアル通信について調べると動かすのが難しそうである。
キーワードとして以下が出てくる。
Bluetooth
enable_uart=1
core_freq=250
pi3-miniuart-bt
pi3-disable-bt
getty
どーもBluetoothが組み込まれたこととserial1のボーレート設定がcore_freqに依存することで複雑になったようだ。
とりあえず
/boot/config.txtの最後に以下の文を追加する

dtoverlay=pi3-miniuart-bt

/boot/cmdline.txtを以下の様にconsole=tty1のみに修正(既に修正されていた。INDI導入時にやったのかな?)

dwc_otg.lpm_enable=0 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext4 elevator=deadline rootwait quiet splash

gettyについては、以下をどこかのタイミングでやったがどのデバイスか分からない。両方やったが、とりあえずいいか

sudo systemctl stop serial-getty@ttyAMA0.service
sudo systemctl disable serial-getty@ttyAMA0.service
sudo systemctl stop serial-getty@ttyS0.service
sudo systemctl disable serial-getty@ttyS0.service

この設定後rebootしINDIのMountをLX200 OnStepで接続することができた。
USBシリアルを使わずにOnStepとINDIが繋がったので両方を1個のケースの中に入れることができそうである。

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